日本語教育
Japanese-Language Education Overseas

「第1回全国高等職業学校日本語教師研修会」実施報告

1.日程:2019年12月7日(金)~8日(日)

2.会場:広東省外語芸術職業学院(広東省広州市)

3.主催: 教育部高等職業学校外語類専業教学指導委員会日韓分委員会、教育部高等学校外語専業教学指導委員会日語分委員会、国際交流基金北京日本文化センター

4.研修会概要

(1) 研修会の目標

① JF日本語教育スタンダードの理解
② 学習者中心、コミュニケーション重視の教え方の習得
③ 『生活日本語のための教材』(『いろどり』公開前の仮称。以下『いろどり』)第7課を使って模擬授業を実施

(2) 概要

研修会では、東京工業大学の平川八尋凖教授が「中国人が間違いやすい文法項目とその教え方」というテーマで基調講演を行い、日本語文法の教え方に非常に示唆のある内容だった。続いて、天津外国語大学の修剛教授、李運博教授、北京日本文化センターの王崇梁上級専門家もそれぞれ基調講演を行った。

また、コミュニケーション重視の日本語の教え方をより深く理解してもらうため、『いろどり』を使い、参加者による模擬授業が実施された。その後、研修参加者間や担当講師で質疑応答やコメントを含むフィードバックが行われ、研修参加者から大変勉強になったという声が多く寄せられた。

(3) 研修会担当講師

平川八尋(東京工業大学 准教授)
修剛(天津外国語大学 教授)
李運博(天津外国語大学 教授)
王崇梁(日本語上級専門家)
大脇元(日本語専門家)

(4) 参加者:45名

5.研修会プログラム

日時 内容  
12月6日(金)
14:00~20:00 受付
127() 会場:広東省外語芸術職業学院
09:00~09:20 開会式
1.来賓・講師紹介
2.ご挨拶
(1)曽用強 様(教育部職業学校外国語専門教学指導委員会副主任、広東省外語芸術職業学院院長)
(2)李運博 様(教育部職業学校外国語教学指導委員会日韓分委員会主任)
(3)高橋耕一郎(国際交流基金北京日本文化センター所長)
3.事務連絡
09:20~10:30

(講演60分+質疑応答10分)

基調講演①
講師:平川八尋 准教授(東京工業大学)
テーマ「中国人が間違いやすい文法項目とその教え方」
10:30~10:40 休憩
10:40~11:20

(講演40分)

基調講演②
講師:李運博 教授(天津外国語大学)
テーマ:「高等職業学校の「専門教学スタンダード」に基づく日本語教学改革と模索」
11:20~12:10

(講演50分)

基調講演③
講師:王崇梁(北京日本文化センター)
テーマ「JF日本語教育スタンダード「Can-do」の活用」
12:10~12:20 集合写真撮影
12:20~13:30 昼食
13:30~13:40 主催団体紹介
金子聖仁(北京日本文化センター所長補佐)
13:40~14:10 『いろどり』&「JF生活日本語Can-do」紹介
講師:王崇梁(北京日本文化センター)ワークショップ説明
講師:大脇元(北京日本文化センター)
14:10~14:20 移動
14:20~17:50 ワークショップ 模擬授業準備
17:50~18:00 移動
18:00~20:00 懇親会
128() 会場:広東省外語芸術職業学院
09:00~12:00 模擬授業<前半>
振り返り
12:00~13:00 昼食
13:00~13:50 模擬授業<後半>
振り返り
13:50~14:00 休憩・移動
14:00~15:10
(講演60分+質疑応答10分)
特別講演
講師:修剛 教授(天津外国語大学)
テーマ「学生の応用力向上を目指す日本語教育の改革と模索」
15:10~15:30 閉会式
1.全体総括 平川八尋 准教授
2.アンケート記入
3.修了証授与
15:30 解散

6. アンケート集計結果(回収数:39)

①研修会について

とても満足 満足 どちらとも言えない あまりよくなかった よくなかった
16 23 0 0 0

②日本語教授法への理解向上について

とてもそう思う そう思う どちらとも言えない ややそう思わない そう思わない
14 25 0 0 0

③研修参加者の意見、感想など(抜粋)

  • 日本人の先生方に教授法やウオーミングアップの手段もいろいろ教えていただきたいと思います。
  • 新しい教え方を学んでこれからの教授に生かしたいです。
  • Can-doの使い方をもっと勉強したいですが、研修が短くてすごく残念です。
  • 職業学校の学生は自主的な勉強力が弱くて、学習意欲が強くないと思います。そんな学生に対して、どのようにして日本語を教えるか、応用能力を高めるか私にとって大変な問題だと思います。それに、学生の聴解能力を高めることも問題です。今度具体的な日本語教授法を勉強したい、研修したいです。
  • 今回の研修会大変勉強になりました。次の研修会に楽しみにしています。ただ研修会の時間は四、五日のほうがいいと思います。
  • いい教材を知った。優秀な日本語先生を知った。研修の内容がもっと職業大学の特徴に適したらいいなあと思っている。
  • 授業方法について勉強になりました。
  • 模擬授業はとても面白いです。
  • とてもよかったです。勉強になりました。また参加したいです。
  • 同じ授業の内容ですが、先生によってやり方が違います。一番いいのは学生のレベルによって学生の能力に工夫したものだと思います。だから、教師は学生を中心として授業したほうがいいと思います。
  • 模擬授業を通して、自分のうまくいったところや下手なところなどに気づくことができました。また、ほかの先生講義や授業を受けていろいろ勉強になったと思います。特にCan-doについてより深い理解ができました。
  • 学生中心の授業、Can-doで授業するのはとても楽しかったです。
  • ワークショップはとてもいいと思います。いろいろ勉強になりました。
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