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北京日本文化中心 中国纪行 第1回 武汉
北京日本文化中心在中国各地举办丰富多彩的交流活动,其成员自然也就有出差到东南西北很多城市的机会。
我们将在此系列文章里,给大家介绍一下我们在各个地方举办过的活动,同时把我们的成员对各个城市的印象分享给大家。
中国各地で文化芸術、日本語教育、日本研究・知的交流などの事業を行っている北京日本文化センター。スタッフは、これらの事業のため、中国の東西南北さまざまな場所を訪れる機会があります。
本シリーズでは、各地で行った事業とともに、訪れた街の印象などをご紹介していきます。
第1回目は、2019年10月に「2019年障害と社会的包摂ワークショップ(2019残障与社会融合工作坊)」のため訪れた湖北省武漢市です。
湖北省の省都である武漢は、街の中央を長江が流れ、また市内・郊外には湖が点在し、「百湖の市」とも呼ばれる風光明媚な都市です。
空港から市内へ向かう高速道路も、湖の上に架けられた橋を通っていきます。武漢の空港は「天河国際空港」という名前ですが、その名にふさわしい雄大な風景です。
まず、武漢大学日本研究センターを訪問しました。前身の設立は1893年にさかのぼる、歴史ある大学です。キャンパス内の桜並木が有名で、春には多くの人が訪れるとのことです。
また、キャンパスが東湖に隣接しており、自然豊かな美しい環境でした。
今回は、当センター助成事業である、武漢大学社会融合発展研究院などが主催の「2019年障害と社会的包摂ワークショップ(2019残障与社会融合工作坊)」に参加させていただきました。
障害を持つ方をいかに社会に包摂(social inclusion)していくかの研究や実践について討論・発表を行うシンポジウムで、中国大陸部だけではなく、香港、日本、韓国などさまざまな国・地域から、約50名の研究者が参加しました。
多くの議論が、障害の「社会モデル」を採用しているのが特徴でした。これは、障害を、個人の身体的特徴による問題ではなく、生活や活動において障害を持つ方々に不便を生じさせている社会の側の問題と捉えるモデルです。
例えば、障害を持った方が重い物を上の階まで運ばなければならないとき、問題は、上まで運べないその方にあるのではありません。エレベーターなどの施設がない環境や、それを義務づけない仕組みに問題があると考えます。
こうした視点による、障害を持った方も不便なく生活できる社会の実現は、中国も日本も、あるいは世界全体が共通に持っている課題ではと思います。今後、議論を深めていく必要があるように思いました。
武漢市内で最も有名な観光名所の一つは、黄鶴楼でしょう。元々は三国志の時代、呉の孫権によって物見やぐらとして造られたと言われています。
李白が詠んだ漢詩「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る」は、日本の中学校の国語の教科書にも載るなど、有名です(日本では、中学校・高校の古典の授業で、漢文や漢詩を習います)。
中国の、特に南の方の建物は、屋根の先が上の方に反りあがっているものが多いように思います。これは南方の建物の特徴でしょうか。
日本の場合、例えば法隆寺の五重塔を見てみると、屋根はまっすぐです。中国のこうした楼閣は力強い感じが、日本のものは落ち着いた感じがして、それぞれ趣があります。
今回はゆっくりと回る時間はありませんでしたが、落ち着いたら、ぜひ桜の季節に武漢を再び訪れたいと思います。また、このように自然豊かで美しい武漢に、多くの方にぜひ来ていただきたいと思います。
日本国际交流基金会是日本唯一一所在世界各国及地区综合性地开展国际文化交流事业的专门机构。1994年北京日本文化中心作为日本国际交流基金会的北京事务所成立。为加深中日两国相互理解,基于以上理念,本中心在中国各地举办了多种多样的活动及事业。主要活动分为文化艺术交流、日语教育、日本研究知识交流三个领域。
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