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北京日本文化中心 中国纪行 第3回 西寧

北京日本文化中心在中国各地举办丰富多彩的交流活动,其成员自然也就有出差到东南西北很多城市的机会。

我们将在此系列文章里,给大家介绍一下我们在各个地方举办过的活动,同时把我们的成员对各个城市的印象分享给大家。



皆さん、こんにちは。


事業で訪れた中国各地の街を紹介していくシリーズ「北京日本文化センター 中国紀行」。

第3回は、2019年12月に訪れた青海省西寧市についてお届けします。



第3回

西寧

KIKU

 北京から西へ約1800キロ。飛行機で2時間半ほどのところに、西寧市はあります。
 海抜が2200m以上という高地のため、人によっては体調を崩すことがあるとの事前情報もあり、多少の不安がありました。

 しかし、たっぷり吸い込んだ空気は実に清々しく、むしろ肺の隅々まで浄化されたようでした。(特に12月の西寧はマイナス20度、空気も凍てつき、清涼感抜群でした!)


 そんな極寒の西寧で実施したのが「日本文化紹介巡回講座」と題した書道講座でした。

 日本古来の“かな”を、その成り立ちから平仮名の正しい書き方に至るまで、書道講師である林先生に丁寧に解説していただきました。

 参加した学生たちの眼差しは、真剣そのものでした。



 講義の後は、いよいよ実践です。

 用意された色紙に、季節の俳句をかなで書き、作品として完成させるというものです。

 俳句は、林先生が予め選んでくださった、“うぐいすの 笠おとしたる 椿かな”という芭蕉の句です。更に、句の中に“椿”があることから、椿を折り紙で折って、色紙に貼って完成させます。

 学生たちは、初めて触れる“かな”に悪戦苦闘しながらも一生懸命練習し、各々作品を完成させることができました。


 

 さて、中国国内出張の機会が多かった筆者ですが、今回初めて出会った印象深いお料理があります。



 地元ではポピュラーな「人参果」です。

 材料は、人参果、酥油、砂糖、白米というシンプルなもの。

人参果は日本ではあまり馴染みがないのですが、青海省など高原地域が産地で、胃腸の吸収力を高めたり、食欲増進など、様々な薬効が認められているようです。

 見た目も食感も、少し小豆に似ているような気がしました。

 ご飯の上にたっぷりのお砂糖と酥油、人参果という組み合わせはとても斬新でしたが、デザート感覚でいただける一品かもしれません。


 この他にも、珍しくて食欲そそるお料理が、西寧にはたくさんあります。

 素材を存分に生かしたシンプルな調理法が多く、それに加えてこの地の美味しい空気があれば、体が生まれ変わって健康になれそうな、そんな感覚を噛みしめながら帰路についたのでした。


 以上、西寧からの「中国紀行」、最後までご覧いただきありがとうございました。


往期链接
北京日本文化中心 中国纪行 第1回 武汉
北京日本文化中心 中国纪行 第2回 昆明





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